多様なステークホルダーとのコミュニケーションを通じ、
「社会から『安心と信頼』を得て、自らも持続的に成長し、
未来社会の創造に貢献し続けること」が私たちが目指すべき
ESGであると考えています。日々の企業活動の中で、ANA
グループだから提供できる価値を追求し、ステークホルダーの
皆様の期待に応えていくことで、経営理念を実現していきます。
ステークホルダーの皆様のニーズやご意見を企業活動に取り入れながら、企業価値を守り、高める活動をグループ全体で強化していきます。
ANAグループは「E(環境)」「S(社会)」「G(ガバナンス)」に配慮したESG経営において特定した、「環境」「人権」「地域創生」「ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)」の4つの重要課題に事業活動を通じて取り組み、社会的価値と経済的価値を同時に創出することで持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指しています。
環境および社会的課題の解決に向けた取り組みを積極的に行い、未来に継承していくことのできる社会の創造を目指します。
「企業価値を守る」「企業価値を高める」活動を推進する柱として、お客様満足と社員満足の向上を図ります。
すべての事業活動において安全を最優先とし、コンプライアンスを遵守します。リスクマネジメントを徹底した事業運営を行い、経済的責任を果たします。
ANAグループのサービス・製品に関わるすべてのサプライヤーの皆様に、ANAグループと共に遵守いただきたい指針として、「ANAグループサプライヤー行動指針」を策定しています。
ANAグループサプライヤー行動指針ANAグループでは、ESG経営の基盤をより強固にするため、グループの全社員(嘱託社員、出向社員、パート・アルバイト、派遣社員等も含む)が共通して守るべき「社会への責任ガイドライン」を設けています。
社会への責任ガイドラインANA ASでは、羽田地区に籍を置くANAグループ各社と協力し、様々な取り組みを行っています。
羽田神社夏季例大祭
児童館での航空教室
季節イベント
また、サプライチェーンにおける取引先の皆様や価値創造を図る事業者の皆様との連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップを構築することを宣言します。
ANAエアポートサービス パートナーシップ構築宣言はこちら。
(「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイト)
https://www.biz-partnership.jp/declaration/42219-19-00-tokyo.pdf
ANA ASでは、「ANAグループ・コンプライアンス規程」に基づき、ESGプロモーションリーダーを牽引役として、コンプライアンス体制を構築しています。
また、法務部門との連携を明確化することにより、法的リスクの極小化に注力し、企業価値の失墜につながる事態の発生を予防するための取り組みを強化しています。
ANA ASでは、グループ各社・各部署に配置されたESGプロモーションリーダーによって、リスク管理活動を推進する体制を構築しています。ESGプロモーションリーダーは、各社・各部署におけるリスク管理の推進者として、リスク対策を計画的に実施するとともに、危機対応にあたる役割を担っています。
ANAエアポートサービス株式会社では、社員の「活力」を引き出す取り組みとして、「AS Well-be!」と題して、Well-being推進活動を展開していきます。Well-beingとは、からだも、こころも、社会的にも良好で満たされる状態にあることを指しており、「持続的な幸せ」を意味しています。
すべての社員が、心身共に健康で、持続的にイキイキと働き続けることを目指し、魅力ある企業風土の創出を先頭に立って推進していくことを宣言いたします。
ANAエアポートサービス株式会社
代表取締役社長 小山田 亜希子
ANAグループは2016年4月に「ANAグループ健康宣言」
を宣言し、当社でも会社と社員が一体となっていきいきと
働くことを目指した健康第一の企業風土を醸成しています。
ANAASでは2019年度、これまでの経営目標を再整理して
新たな経営ビジョンを設定し、社員の「こころとからだ」を
サポートする仕組みを充実させ、健康増進に向けた取り組みを
強化していくことを宣言しています。
健康経営の推進にあたり、以下4つに重点的に取り組むことで、PDCAサイクルを循環させています。
ANAASは2020年度に引き続き4年連続の認定となります。
ANAグループの健康経営をリードしていくとともに、ANAASが掲げる健康管理指標の達成(BMI値 の適正者比率向上・メタボリスク者の抑制、喫煙者の抑制)、メンタルヘルス対策、疾病予防に向けた取り組みの強化、安全衛生活動の強化、そして働き方改革との連携など、従業員の健康に対す る意識改革やサポートをさらに充実させていきます!
BMI適正者比率 | 喫煙率 | メタボリック シンドローム該当率 |
身体愁訴該当率 | |||||
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男性 | 女性 | 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | 男性 | 女性 | |
目標値(2030年) | 66.9% | 71.1% | 28.1% | 2.9% | 16.2% | 1.2% | 26.5% | 49.3% |
2022年実績 | 66.5% | 70.9% | 28.7% | 3.0% | 16.5% | 1.3% | 27.4% | 51.0% |
2021年実績 | 67.1% | 71.7% | 28.4% | 2.9% | 19.6% | 1.8% | 23.9% | 38.8% |
2020年実績 | 66.6% | 72.2% | 30.3% | 3.1% | 15.1% | 2.0% | 24.7% | 34.4% |
※健康管理指標の目標値は、2023年度時点での目標値
その他の健康管理指標ウェルネスリーダーが主導し(健康課題解決施策の企画立案・健康経営の推進)、東京グループ健康管理室ならびにANAグループ健康保険組合とも連携して進めています。 健康管理指標の4項目やメンタルヘルス対策に加え、ANAASにおいて慢性的に抱える腰痛問題など、社員の健康に対する意識向上を目指した健康経営を推進しています。